高血糖は万病のもと!菊芋を食べて生活習慣病とその合併症を予防しよう

菊芋で注目されているのは、糖尿病の予防効果だけではありません。この食品には、そのほかのたくさんの生活習慣病やその合併症までも防ぐはたらきがあります。こうした数々の疾病を予防するには、バランスのいい食事と適度な運動は必要です。忙しくて食事や運動に気をつけることのむずかしいひとたちに、菊芋が勧められるのはこうした理由があります。

偏った食生活を続けていると高血糖の状態が長くつづくことになります。これはインシュリンの分泌を狂わせ、やがて糖尿病の原因となるばかりではありません。長時間の高血糖は全身の血管を少しずつ傷つけていきます。

ブドウ糖が過剰になる高血糖の状態では、血液内に活性酸素が増えます。活性酸素は血管の内壁がを劣化させる有害物質です。これだけでも深刻なのですが、その傷んだ部分にさらにコレステロールが付着してしまいます。コレステロールがたまって分厚くなった血管は、やがて血液の流れを妨げるようになります。これが動脈硬化の始まりです。

動脈硬化は全身の血管を破壊する深刻な疾患です。これが進むと糖尿病のリスクが高まるだけではありません。糖尿病にならない場合でも、心筋梗塞や脳梗塞などを将来的に引き起こしやすくなります。さらに合併症として高血圧までまちがいなく引き起こされます。ここまでくると、心疾患、脳血管障害、腎臓機能の低下がひきおこされるリスクが相当高いといっていいでしょう。

血糖値が上がり過ぎないように気をつけることは、ほぼすべての生活習慣病予防にとって欠かせないことです。血糖値を管理するには、飲酒を適度に抑える、脂肪や糖質ばかりが多い食事を避ける、適適度な運動を続けるなどの日々の努力が必要です。

とはいえ多忙な中高年世代にとって、生活習慣のこうした改善に成功するひとがどれだけいるでしょうか。生活習慣病が気になる年齢だけれど、時間の余裕がなくて食生活の見直しすらできないというひとも多いでしょう。ストレス解消や会社の付き合いなどで、ついつい飲みすぎてしまうひとも少なくないはずです。
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こうしたひとにこそ積極的に摂ってほしい食品が菊芋です。インシュリンに似たはたらきをもつイヌリンが菊芋には豊富にふくまれています。菊芋を毎日少しずつ摂るだけでも、血糖値が大きく上昇することを予防することが可能です。ただ菊芋は薬ではないので、継続して食べ続けることが大切です。少しずつでもいいので、常備菜として毎食食べることができれば理想的でしょう。

生活習慣病や合併症のほとんどは高血糖症からひきおこされるともいえます。高血糖症を防ぐことが、こうした多くの重篤な疾患の予防には欠かせません。生活習慣をすぐには変えられないという忙しいひとたちにとって、菊芋は健康を守るうえで大きな味方になってくれるでしょう。